青く光っているのはブルースカイが反射しているからではなく、PCモニターのブルーライトです。こんばんわ。
先日入手したばかりのクローンダイクのレッドウィング9870。
このいわゆる茶芯と呼ばれるクローンダイクの醍醐味でもあるのが履き込むとクラストと呼ばれる茶色の加工前(塗装前)の革が出てくること。
芯まで黒く染めない茶色の革を使っているので、コバ(断面)も茶色いですね。
普通に履いたら気にならないんですが、こう写真を撮って眺めていたりすると段々と気になってきたのがこの羽根側面のコバの毛羽立ち(このパーツの呼び方がわからないので、羽根側面のコバって言っちゃいます)。
革をカットしているので繊維が毛羽立つんでしょうが、茶色い分気になってしまいトコノールを入手しました。
トコノール
このトコノール、レザークラフトをされる方に必須のアイテムだそうでとあーる方が使っていらっしゃるのを拝見していいなと思った一品。
効果は床面と呼ばれる革の裏側や、コバと呼ばれる断面を美しく仕上げるもの。
端的に言うとパッケージにも記載のある「仕上剤」ですね。なんて書くと敷居が高く感じるかもしれませんが、安心してください、売ってますよ。Amazonで。
お値段も100gで500円〜1,000円程で入手できます。
工程が増える分、お値段は少々上がってしまうのかもしれませんが、コバが綺麗なレザーアイテムはこのトコノール(仕上げ剤)なんかを使ってを仕上げていたり、そもそもレザーの裁断面を見せない加工(他のレザーで包む、革を丸める等)をしているので滑らかなんでしょうね。
ドレスシューズなどは羽根のコバなんかが綺麗に処理されてる物も多いですよね。
て、知ったフリをしましたが大丈夫ですかね?
荒々しさも魅力ですが
レッドウィングなんかはある意味USAメイドのつくりの荒々しさも魅力のひとつなんで、普通は気にすること自体がナンセンスなんかもしれませんが、先のように被写体としてファインダー越しに眺めているとその荒々しさが段々と気になってくるんです。
しかし、先ほどの9870の羽根側面のコバ。
昨日、頂いたコメントを読み込んでいたら初めてトコノールを塗るのには少々難しそう。
まずは同クローンダイク9874の羽根のコバを整えてみました。
ちょっと長くなったのでこちらはまた別エントリーでアップしようと思います。
コメント
あ、9870の羽根側面って、そっちだったんですね。それはかなり難しいです。クラフトならば本来縫い合わせる前に仕上げるところなので、縫った後だと銀面につかないようにトコノールを塗って、さらに磨くのは困難かと。
その部分であれば、トコノールでは無く、バルサムやフレーゲのようなワックス分の多いクリームで固めてみるってのはどうでしょう。それなら銀面についても問題ないですし。
そうなんですよ。まずはこっちの羽根側面が気になっちゃったんです。難易度が高そうだったのでストップしておいて正解だったようですね。ワックスが多めのクリームで固めるというのは良いですね。また後ほどアップするつもりですが、9874などモックの羽根はスルスルっとすぐに完了しちゃいました。トコノール、塗るだけ毛羽立ちが整って感動しています。これいいですね♪
そうなんです。トコノールは一度使うと、財布とかベルトとか、ちょっとくたびれた革を再生したい欲が高まるのです。
オイルを使っての毛羽立ち止めは前から一度試してみようと思っていたので、早速実験してみました。よろしければご参考にしてください。
デリケートクリームやカスピ海ヨーグルトのような見た目のトコノール。くたびれたWHCのベルトにお財布などなど塗ってみたくなりました。思っていた以上に塗りやすくハマりそうです!
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