穿いたDENIMEはXX typeだけでも10数年で5本程。現在は、XX typeが2本、XX type2が1本、1951XX typeが1本、手元に残っています。
本当に”穿き潰す”というレベルまで、当初のXX typeは穿いていたのでボロボロになりました。やっと3本目あたりぐらいから「ほどほどの状態をキープしてローテーションで回す」という事を覚えたので、現在は2本のXX typeが手元に残っています。
今回は、以前登場したもう1本のDENIME XX type とは異なる割とバキバキの一本(といっても本格的なバキバキは本当に凄いですよね)。この1本は、かつてのDEMIMEに飾ってあったサンプルのような色落ちを目指し「いわゆる軽い根性穿き」をして穿いた1本です。
サイズの都合もあり現在は穿いていないのですが、そんなかつての僕のDENIME XXの穿き方と洗い方を綴ってみます。
穿きはじめのイメージ
DENIMEのXXばかりずーっと穿いていたので、DENIMEのXXに関しては、なんとなく色落ちのイメージが付きます。
今では馴染みにくいのかもしれませんが、メリハリのあるバキバキの一本にしたければ、ジャストサイズ、洗濯少なめで穿くのがよろしいのではないでしょうか。
テンションがかかる部分を中心に色が抜けていくので、強くクセをつけるためにはこのような穿き方をイメージしていました。
半年?いやいや2年は洗わない
冬の始まりから穿きはじめ、最低6ヶ月程は洗濯をしない。
今考えれば「若さ故にできた」と感慨深いものがあります…”半年も洗わないで毎日穿く”なんて思えばすごい事ですよね…(笑)
そんな私でも、さすがに洗濯をしないのはこの半年程が限界。かつては猛者が沢山いて、同じくドゥニームのXXを穿く友人は、2年間も洗わず穿き続けていました。
確かに、友人の穿くXXは強烈なメリハリのある色落ち…上には上がいるもんだ…
そんな根性穿きでも衛生面は当時から多少は気になっていたので、裏返してマメに陰干しをしていました。
洗剤は使う、但し蛍光増白剤の入っていないものを
洗う頻度が低かったので、洗う時は洗剤を使うようにしていました。
当時からレプリカジーンズ好きの間でも、洗剤の使用は賛否両論ありましたが、私は蛍光増白剤の入っていない物をチョイス。洗う頻度が低ければ、そんなに影響はないのかもしれませんが、全体的に白っぽくなるのが嫌だったので、蛍光増白剤の入っていない洗剤を使っていました。
洗剤を入れて、当時のセオリー通りに裏返して洗濯機で洗っていましたね。
ミミのアタリはよく洗って乾燥機をかける事が有効?
洗濯の回数が少ないと、濃淡のあるメリハリ効いたジーンズにはなりますが、ミミのアタリやパッカリングの出方が弱いように感じます。
この辺は完全に個人の趣味ですが、やはりある程度よく洗い、乾燥機にかけるとミミのアタリやパッカリングが綺麗に出ると思います。
「ミミのアタリにパッカリングが綺麗で、ハチノスありーの、濃淡のある色落ち」というのはなかなか難しいのかもしれません。
僕のクセ
昔から、比較的丈短めで、靴がしっかりと見える穿き方が好きなので、裾を軽く折るクセがあります
僕の履いているジーンズは全て、少しだけ裾が折り返してあります。
そのせいでチェーンの見える裾の裏側の方がパッカリングがキレイなんですよね。
今はもう出来ない根性穿き
好みも変わり、今ではハチノスやヒゲがバキバキの物よりもミミのアタリが綺麗に出ていてナチュラルな感じの色落ちが好みです。
何よりもかつてと同じようにもう根性穿きができないですね(笑)。友人達と競いながら穿いた根性穿きも今となってはいい思い出です。
あとがき
決して、根性穿きはメインストリームではなかったと思いますが、レプリカジーンズの最盛期には多くのジーンズ好きの方がやっていた穿き方ではないでしょうか。
本当に、好きな人達の間では、「A:何ヶ月洗ってないの?」、「B:8ヶ月位かな」、「A:すげーな、俺なんて3ヶ月も我慢出来ないで洗っちゃうよ」なんて会話が普通に交わされていました。今となっては懐かしさを感じますが、ジーンズを毎日穿けた当時はジーンズとレッドウィングを合わせて穿くのが大好きでした。
今でもその当時から好きだった物をベースに自分の好みが成り立っています。ジーンズもレッドウィングも当時とは履き方さえ異なりますが、私のライフスタイルの一部です。
この頃の好みがあるからこそ、トンガリブーツは履きませんし、ベーシックなアイテムをより好むのだと思います。
逆に言えば進歩がないのかもしれませんが…
P.S.ジーンズとレザーはやはり面白い!!
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