かなり久しぶりの登場となる友人M氏の履くオロイジナルのレッドウィング 875。
ある意味、このラフな感じが”レッドウィングっぽい”と言えばレッドウィングっぽいのかもしれません。
今回はこの875のソールをリペアし、オイルアップを施したビフォーアフター。
写真の撮り方もあるんですが、想像以上にかっこよくなってビビってます、ハイ。
そこからソールが減っていくのね…
M氏は紐をギュッと結ばないでルーズに靴を履くタイプ。
基本的にアスファルトの上しか歩かず、そんな紐の結び方の影響もあって履き始めてからおよそ1年半程でこのソールの減り具合。
こうして見るとM氏の履き方・歩き方だと外側からソールが減っていくんですね。
今回はソールを補修したいとの事だったので、まずはお店にお願いしてきました。
レッドウィングのかかと補修
ソールで一番ダメージを受けやすいのは一般的にもかかとだと思いますが、今回はかかとだけ顕著にすり減っていたので、オールソール(ソール交換)ではなく「かかと部分の補修」をお願いしました。
地域やダメージによってお値段は変動しますが、Google先生でザッと調べたところ、ゴム等を使ったトラクション・トレッドソールの部分補修の相場はおよそ1,500円〜3,000円程。
ミッドソールまでダメージが出ている場合はもうちょっとお値段がするかと思います。
ソール交換がおよそ1万円程だとすると、まずはソールを補修し、全体的にすり減ったらオールソールをお願いするのも手かと。
特に、この875のようにかかとのダメージは強いものの、その他の部分は然程すり減っていないような場合にはリーズブルに補修を行えると思います。
あとは修理屋さんに相談して見積もってもらうのが確実ですね。
こんなのも面白い
今回お願いしたお店では、オリーブカラーでのかかと補修になったんですが、つぎはぎっぽい色目もアクセントがあっておもしろいですよね。
全体的に研磨をしてもらって綺麗になったこともあり、なんだかチョコバニラアイスみたいでかわいらしく感じます。いずれソールが汚れることによってバニラが溶け、チョコの色味と混じっていくのではないでしょうか。
その前にM氏の歩き方だとアスファルトがチョコを全部食べてしまうかもしれませんが…
劇的ビフォーアフター?
オイルアップを施せば、履き込んだ味わいにホワイトソールが映え、想像以上にかっこよくなってビビっています。
オロイジナルにオロレガシー、そしてゴールドラセットセコイアとオレンジ系のレッドウィングはやっぱり色味のエイジングがいいですよね。
正直、実物よりも雰囲気が出てかっこよく撮れちゃっている面はありますが、この875、劇的ビフォーアフターと呼んじゃっていいですかね?
普段ブラッシングをしていないので、ツヤを出すのは相当苦労したんですよ。
そうそう、RWJの現行のオロレガシーは6インチの875のみで、8インチの877はオロイジナルなんですよね。「875と877には異なるレザーが使われている」というのもちょっと興味深いですよね。
RED WING 875 オロレガシー
P.S.後日、M氏いわく、やっぱりかかとの外側から減っていくと…
コメント
陳腐な言葉ですが、かっこいい。
ワークブーツの有るべき姿なのかも知れませんね。思わず、ブラッシングとか止めて、この方向もありかと思ってしまいました。でも、1年半履いてらっしゃるということで、私は、手入れしながら1年半後を楽しみにしてみます。
しかし、処理後は甲のふくらみが戻っていますが、これはシューツリーかなんかで型を戻したのですか?
この方向性はなかなか大人になると出来ないですよね^^;
ウエルトの汚れ具合を見ても、ブラッシングやお手入れは全くしていないようです…それでも、1年半程ではピンピンしているのもワークブーツならではの堅牢性なんでしょうね。自分とは全く異なる履き方なものの、お手入れさえすればなんとかなるのを見ると、こういう履き方もありだなと改めて思ってしまいました。
そうなんですよ、手元に1週間半程の滞在期間だったんですが、甲のふくらみが大きかったのでシューツリーを入れていました。紐を緩めると戻るんですが、この開き具合を見てもワイズが2Eのモノを選んでも良かったのかなと思っています。本人は足に馴染んでいると言っていましたが。
これはカッコいい!!
何か9875に見えなくもないですね、写真上ではw
補修も全部ではなく踵だけで十分ですね♪なかなか豪快な歩き方をするMさんですねw
エイジングも千差万別、良いものをみさせて頂きました!
今後もまだまだ楽しみですね。
総力を結集して磨き、その後ドロドロになって戻ってくる…
この875のエイジングはブログをはじめたひとつのきっかけでもあるので、楽しみにしているんですよね♪
それにしても我々とは全く異なる履き方。数ヶ月後にどんな姿になっているのかは想像がつかないんです。こだわりのジーンズを穿いたら、スゴイ色落ちになりそうなタイプですね(笑)
踵のリペアも、ソール交換が高い!と言われて見つけた選択肢であり、実施してみるとM氏のソールの減り方とうまくマッチしました。トラクションソールも全部だけではなく、部分補修の選択肢があるということを知っていると役立ちますよね^^
普通の歩き方ならヒールは外側から減っていくものですよ
そうですよね。ただ、外側の減りだけがちょっと早いんですよね(汗)
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