#96369 レッドウィングの「コンフォートフォース・フットベッドインソール」をみる

今回は、レッドウィングのインソールのうち中程度の厚みを持つ”#96369 コンフォートフォース・フットベッドインソール”についての内容。

中程度といってもどれだけ厚みがあるのかがわからないので、以下順を追って具体的に見ていきたい。

肌触りはソフトで、作りもしっかりしている

第一印象は肌触りもソフトで、しっかりと作られている。

前身のCCSインソールのカラーがグリーンだったのに対し、こちらのコンフォートフォース・フットベッドインソールはシックなベージュのカラーもいい。

通気性を向上させるためであるとは思うが、CCSインソールにはなかった空気穴（正式名はわからない）もある。

ズレにくく、滑りにくい

裏面もブーツの中で滑り難い構造になっており、ブーツにセットする事すら一筋縄ではいかなかった。この滑り難さが手伝って、一度セットすると容易にブーツの中でズレたり動かない。

弾力性があり、履き心地もよい

素材も弾力性があり、コンフォートフォース・フットベッドインソールの上に足をのせただけでも、履き心地が改善されるのがわかる。

特に、個人的にはヒール部分の弾力が心地よい。

かなり厚みがある

最も厚い土踏まずの部分は1cm以上の厚みがある。厚みを測る時によく利用しているメール便定規の1cmの部分を通過する事が出来なかった。つまり、メール便80円ではコンフォートフォース・フットベッドインソールを送る事はできない。

この厚みのあるコンフォートフォース・フットベッドインソールを入れる事ができる程にお持ちのレッドウィングにスペースはあるだろうか。これはコンフォートフォースを選ぶ際に重要になるポイントである。

サイズはハーフサイズ以上1サイズ程度は小さくなる印象

サイズはコンフォートフォース・フットベッドインソールを入れる事により、ハーフサイズ以上1サイズ程度は小さくなる印象だ。

当初よりコンフォートフォース・フットベッドインソールを入れて履く事を予定している方はこのコンフォートフォース・フットベッドインソールのサイズ分を加味してレッドウィングを選ばれる事をおすすめする。

ちなみに、私はコンフォートフォース・フットベッドインソールのサイズ8を、9874のサイズ8Eに入れて履くつもりで購入している。この組合せの場合、コンフォートフォース・フットベッドインソールをカットする必要はなかった。

しかし、革が硬い9874では最初からこのコンフォートフォース・フットベッドインソールを入れて履く事が出来なかった（涙）。ここ最近になり、やっと9874の革も馴染みこのコンフォートフォース・フットベッドインソールを入れて履く事ができるようになった。

地味な履き慣らしもあながち無駄ではなかったようだ。

あとがき

履き心地の改善やサイズの調整に望ましいコンフォートフォース・フットベッドインソール。肌触りや質感も前身のCCSインソールよりも向上しているのも実感できた。

ただ、最も厚い部分は1cm以上の厚みがあるし、サイズは少なくともハーフサイズ以上は小さくなるものと感じる。できればこちらを利用する時は当初よりコンフォートフォースを入れるサイズを加味して対象となるレッドウィングの購入を検討する方が間違いが少ないと思う。

わずかながらサイズが大きく感じる場合には、コンフォートフォース・フットベッドインソール（厚み中程度）よりもシェイプトコンフォート・フットベッド（厚み薄い）の方が望ましい気もする。なお、レッドベッド・インソール（厚み最大）は、このコンフォートフォース・フットベッドインソールよりも厚いので更に注意が必要だ。

履き心地でレッドウィングに難を感じ、スペースに余裕がある方は試して頂きたいと思うレッドウィングのインソール。このコンフォートフォース・フットベッドインソールは前述のように”厚みこそあるが快適な履き心地を提供してくれるアイテム”であることに間違いはない。