購入してから6ヶ月目を迎えたレッドウィング#9874。
梅雨時や夏場は履く機会が少ないんですが、久しぶりに足を通すとブラック・クローンダイクが硬い…
こりゃまた履き始める時は、履き慣らしが必要な感じがしますね。
クローンダイクは「茶芯・茶芯」と言われますが、正直、履きやすさという点ではヘビーオンスのジーンズのように、硬く難を感じることもあります。でも、またその硬さが、特有のアタリにつながるので楽しかったりもするんですけどね。
そんな今回は、シーズンオフで収納している#9874のエイジングとカビ対策について綴っていきたいと思っています。
直接的な色味の変化は難しい?
はじめのうちは特に、ブラックのレザーはエイジングにより色味の変化を感じるのが難しい。オロラセットやオロイジナル等、比較的明るめのカラーは確かに汚れも目立つんですが、オイルを入れる事により色味が変化し、”エイジングが目に見えやすい”という楽しさがあります。
もちろん、ブラック・クローンダイクもエイジングを感じることはできる。しかし、それは茶芯が見えたり、革にシワが入ってからという事も大きいように感じます。直接的な色味の変化を感じるのは、むしろ時間がかかる部類に入るような気がします。
エイジングの何に魅了されるのか?
では、エイジングの”何に”僕らは魅了されるのだろう?
僕はそのひとつに”メリハリ”があるのではないかと思っています。エイジングはお手入れを含めた履き手のライフスタイルに大きく依存します。
使い込まれ、履き込まれたブーツは二つとないし、色味も濃かったり薄かったりと濃淡があるからこそ美しい。
エイジングは千差万別、十人十色、各人各様。それぞれにストーリーがあり、それぞれにメリハリが生まれる。使い込む事によりそんなメリハリが出るのが面白い。
レザーやジーンズのエイジングの醍醐味のひとつに、このメリハリがあるのではないかと思っています。
シーズンオフでも稀に状態をチェックするのをお忘れなく
もちろん、レッドウィングも革靴なのでカビが生えます。シーズンオフを迎えたら完全に下駄箱の奥深くに収納し、シーズンが始まったら復活させるというのではなく、稀に状態をチェックし通気性の良いところに出して干す事も大切です。
久しぶりに履こうと思ったらカビルンルン♪はツライですよね…
あとがき
クローンダイクのような初期は比較的メリハリの出にくいレザーでも、メリハリが出始めると味わいのある一足に変化していきます。
もう少し履き込めば、擦れた部分の茶色いクラストが目を覚ますことにより、まだ目を覚ましていない部分とのメリハリも生まれる。
僕はまだまだですが、みなさんのブーツのメリハリ、どうでしょうか?
P.S.オイルを入れる頻度を気にされる方が多いように思いますが、レッドウィングはオイルを飲んでくれるブーツが多いので楽しくてツイツイ頻繁に飲ませちゃいますよね(笑)でも、一週間に一度なんていうペースはオイルを飲ませ過ぎだと思いますから、1ヶ月に1度や、シーズンに1度程度で大丈夫だと思います。
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