馬毛ブラシと豚毛ブラシについて調べてみた

ブラシ1

私はレッドウィング(クラシックワークのオイルドレザー)のお手入れ全般に「豚毛ブラシ」を用いている。レッドウィングの純正のブラシ(ヌバックスエードクリーナーを除く)は馬毛ブラシのため、純正とは異なる豚毛のブラシを使用している事になる。

そこで、少しこの「馬毛ブラシ」と「豚毛ブラシ」の違いついて調べてみた。

馬毛ブラシと豚毛ブラシについて

ブラシ2

①.おおまかには毛の種類に応じて3種類のブラシがある

靴のお手入れブラシには数多くの種類があるが、大まかに”毛”の種類で分けると主要なブラッシングブラシは、「馬毛ブラシ」、「豚毛ブラシ」、「化繊ブラシ」の3種類が挙げられる。

これらのブラシは毛の性質に合わせて異なる用途が想定されている。

ブラシの種類用途
馬毛ブラシ毛先が細くしなやかなため、主にホコリ取り等に用いられる
豚毛ブラシ&化繊ブラシ馬毛ブラシに比べ毛先が固く、主にツヤ出し等に用いられる

このように「馬毛ブラシ」、「豚毛ブラシ」、「化繊ブラシ」は毛の固さ、しなやかさによってメンテナンスの異なる段階での使用が想定されているのである。なお、「豚毛ブラシ」、「化繊ブラシ」は「馬毛ブラシ」に比べコシがある点で同一のくくりとしている。

②.なぜレッドウィングのブラッシングブラシは馬毛ブラシが主体なのか

ではなぜ、レッドウィング純正のブラシは馬毛ブラシが主体なのであろうか?

あくまでも推測に過ぎないが、A.レッドウィングはワークブーツを中心としたブーツメーカーであり、ツヤ出しよりも汚れや、ホコリ取りを主眼に置いている、B.1つのブラシでホコリ取りもツヤ出しにも対処出来るという合理的な思考に基づいている、と考える。

レッドウィングのメンテナンスのページを見ても、クラシックワークのようなオイルドレザーのワークブーツのツヤ出しはしていない(ブラッシングはホコリ取りに用いるのみ)。また、ベックマンのようなシュークリームでケアをするブーツにも、ホコリ取りとツヤ出しに同一の純正ブラシを使っている事からも固い豚毛ブラシよりも、汚れ、ホコリ取りに適しているとされる馬毛ブラシが用いられているのではないのだろうか。

③.ホコリ取り用のブラシと、ツヤ出し用のブラシを区分する必要があるのか

気を遣えばホコリを取る用のブラシと、ツヤ出し用のブラシを区分する必要はあると思う。

紳士靴の一般的なセオリーに従えば、ホコリ取り用のブラシには上記「馬毛ブラシ」を、ツヤ出し用には「豚毛ないし化繊ブラシ」が用いられる事が多いからだ。更に気にされる方は、靴のカラー、オイルの種類等によってもブラシを変えている。但し、これは特にオイルドレザーではなく主としてツヤ出しが前提とされるスムースレザーに対して行われているものだからであるとも考えられる。

レッドウィングは豚毛ブラシでメンテをしている私

レッド875購入時27

レッドウィングはアメリカのブーツであり、いい意味でラフである事も魅力だと思っている。そのせいかわからないが私も多少ラフになり、オイルドレザーのレッドウイングにブラッシングブラシを複数使用する事はしていない。

そして、私が豚毛ブラシを使用しているのは単純に毛先が馬毛より固く、磨く際の弾力が好みだからである。歯ブラシの”固め”と”柔らかめ”のどちらが好みかのような感覚に似ていると思う。これは、あくまでも固めの豚毛が好きな私の好み、感覚だ。

そう言えば、よくよく考えれば、私が持っているクラシックワーク系の8160とM氏の875はブラッシングでのツヤ出しはしていない。だとすれば、現在の私のレッドウイングのラインナップでは、ますます一本のブラシで足りる気もする(一応、使う前には豚毛ブラシのホコリをパラパラと取ってはいる)。

しかし、「汚れを落としたブラシでオイルを塗ったブーツのツヤ出しをする事には抵抗がある」という方は、ブラシを2本ご用意して頂き、それぞれ区分して使われる事をおすすめする。この場合、せっかくブラシを2本用意する事になるので馬毛と豚毛を用意したい。

レッドウィングは純正で馬毛ブラシを用意しているので、レッドウイングのブラシ選びで迷われた方はまず純正の馬毛ブラシを購入すると迷いがない。なお、レッドウイングも豚毛のブラシを出したら売れそうだが…

最後に、今回思った事は

レッド875購入時28

結局は、メンテナンスにも一定のセオリーが存在する事は事実であるが、ラフでもいいんじゃないかと思う事。
こうした方が良いと言う事はあるが、必ずこうしなければならないという事はないはずだし、正直馬毛も、豚毛もしっかりとブラッシングをすれば使い勝手に差は出るだろうが仕上がりに大差はないと感じている。特にレッドウイングはそういうラフさが合うイメージ、ブランド、プロダクトだと思う。

大事なのは継続的にメンテをする事、そして過度になり過ぎない事であると思う。

と、今後どんどん私のメンテナンスがラフになっていきそうなので。

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