「大丈夫、足が痛いのは君だけじゃない」レッドウィングの履きはじめと履き慣らしについて

ずっと欲しかったレッドウィングを買ったはいいが、履いてみると革が硬く、足が痛いという方も少なくないはず。

当サイトで登場する875を履くM氏も、初めてのレッドウィングに購入当初は足が痛くなったとの事。私自身もそんな話を聞いていた事もあり、硬いクローンダイクの9874を履いて恐れをなした一人です。

履きはじめの革が硬い事で足が痛くなり、レッドウィングを履かなくなってしまうのはもったいない。

今回は、レッドウィングを履き始める前と履き慣らし（慣らし履き）について書いてみました。

革靴は最初はある程度硬い

ネットで簡単に物が買えるようになった反面、この商品は最高!!という情報が先行し、こと革靴に関しては”履きはじめの革が硬く、ある程度慣らしが必要である”という情報は少ないように感じます。

多くの皮革製品は、使用・手入れによって各人に馴染み、使い勝手がいいものに変化するのであり、当初は硬く馴染みにくく感じるものです。レッドウィングのブーツも同様で、履きやすくなるのは革が馴染み、コルクインソールが各人の足の形にフィットするようになるからです。

そのためには、いきなり長時間履き始めるのではなく、お手入れとある程度の慣らし履きを行った上で履き始めるのがオススメです。

まずはオイルを入れる

趣味と実益を兼ねていますが、オイルタンドであればまずはオイルを入れます。

履きはじめはとにかく革が硬いので、革を柔らかくする効果が高いと言われるミンクオイルを塗布するのもいいと思います。この履きはじめのオイルアップは、単に保革という意味だけではなく、硬い皮をオイルによって馴染ませるという意味合いもあります。

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depwing.com

2014-01-22 07:00

すぐ履きたいのをぐっと我慢し、軽く屋内で履き慣らしをする

購入したら直ぐに履きたくなるでしょうが、ここは足に馴染ませるためにぐっと我慢。

屋外で履いていない綺麗なソールのまま、できれば軽く屋内での履き慣らしをすると革が馴染み、足が痛くなる事を緩和できるように思います。

1〜2時間程履いて軽く過ごした後に足が痛ければ、もう少々履き慣らしが必要ですし、馴染めば大方履きはじめても問題はないかと思います。私も、9874の履き慣らしをしたおかげで、足を痛めずに馴染ませる事ができました。

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2014-01-31 20:00

厚手のバンドエイドをお財布に入れていると重宝するかも

それでも、靴下の厚みや長距離の歩行等、靴擦れや足が痛くなる事も考えられます。

先日、私も久しぶりに履いたある革靴でマメを作り大変な思いをしました。そんな時は、お財布にバンドエイドを入れておくと安心です。

レッドウィングの履きはじめには、こちらをカカトに貼ってから履き始める方もいらっしゃるようですね。

この発想はなかったですが、確かに有効そうでよすね。

あとがき

革靴の履きはじめは、試着をしたとしても革が硬く難を感じることが多いもの。しかし、革が馴染み自分の足にフィットした革靴は何ものにも代えがたい愛用の一品に変わります。最初の履き辛さを感じて、その後に履かなくなってしまうのはもったいない。

ちょっとした工夫で難を軽減し革靴を履き始めることが可能になります。

ポイントは履き始める前にオイルアップをし、軽く履き慣らしをする事。

買ったら直ぐに履きはじめたくなるのが心情ですが、最初から長距離歩行等無理は禁物です。

でも、履いちゃうんですけどね（笑）。

この記事が快適なブーツライフの一助になれれば幸いです。

P.S.かつては履き慣らしという概念は全く持っておらず、購入したら嬉しくて、お店で紐を通しもらい、そのまま履いて帰っていました。マメが出来てもここでも根性履きです。

今では、足が痛くなるのをおそれて履き慣らしをオススメしています。