レッドウィングに興味を持ち始めた90年代にはレッドウィングのお手入れと言えばミンクオイルのイメージが強かった。
今思えば必要以上にミンクオイルを塗り込んでいたし、汚れ落としなんてしてたのかな。
現在、皆さんのお手入れ方法を参考にさせて頂くと使うオイルにクリームも多種多様。
ひと通りレッドウィングのお手入れをされてきた方はコロニルにレクソル、モゥブレイにサフィールと純正以外のクリームを使っていらっしゃるイメージが強いですね。
そんな今回は現在レッドウィングのブーツに使っているのオイル&クリームを簡単な理由と一緒にまとめてみました。
Red Wing 8160はモゥブレイのデリケートクリームを
長らくお手入れには何を使おうか悩んできたガラスレザーのレッドウィング 8160。
現行の8134の前身モデルですね。
こちらは今はなきレッドウィング吉祥寺店で購入したもの。ダスコのワックスを使ったメンテをオススメされたんですが、どうもかたく使いづらい。
その後、ほとんどオイルやクリームの類は入れてきませんでしたが、現在はデリケートクリームを入れ保革をしています。
オイルがうまく馴染まない8160にはデリケートクリームが使いやすいですね。
合わせてポリッシュを使っていますがガラスレザーと名がつくだけあって磨くと簡単に艶が出るのもお気に入りです。
Red Wing 875はレッドウィング純正のレザーコンディショナーを
現行モデルはオロレガシーとなったオロイジナルの#875。
こちらは僕ではなく友人M氏が履くモデルですが、お手入れをさせてもらっています。
この875は色味を深くして育てようと松ヤニ配合のレザードレッシング(現:レザーコンディショナー)を使用中。
レザーコンディショナーは天然成分100%にもかかわらず伸びが良くて使いやすいですね。
使うとゆっくりと色味が深くなっていくのも魅力なんです。
Red Wing 9874と8133には純正のミンクオイルを
この9874を購入したFLISCOさんで頂いたレッドウィング純正のミンクオイル。
“せっかく”ということもありブラック・クローンダイクの9874に使用中です。
色々なメンテアイテムを使った上であえてミンクオイルでお手入れをしてみたかった。今度は必要以上に塗り込まないようにしないといけないですね(笑)
そして、ブラック・クロームの8133にもミンクオイルを。
これは単純に現行のブラック・クロームとブラック・クローンダイクの比較をしてみたかった。
またスーパーソールは道具としての使い勝手をより重視したかったこともあり、レザーコンディショナーより防水性の高いミンクオイルを選びました。
ただ、このブラック・クローム、オイルへの耐性が強いせいかブラック・クローンダイクよりもミンクオイルが馴染みにくいので、次にミンクオイルを入れる際に様子を見て他のクリーム等に変更するかもしれません。
Red Wing 8180にはタピールのレーダーバルサムを
最後は緑のカンガタン・ポーテージの8180。この8180が思っていた以上に色味が深く黒っぽい。
黒のモックトゥモデルは9874と8133があるので、これ以上色味を深くするのもどうかな?と色を濃くしないオイルを模索の上、タピールのレーダーバルサム(無色)を。それに今まで使ったことのないオイルを使ってみたかったんですよね。
これが新鮮。癒される香りもいいんです。
あとがき
レッドウィングのオイルタンドレザーはオイルアップもひとつの大きな楽しみ。革の種類や色味を加味したクリームにオイルを選ぶのも楽しいですよね。
好みや使用環境にもよりますが、そんなに頻繁にオイルアップはしていません。最近はこの限りではありませんが、僕の目安はおおよそ3ヶ月に1回ぐらいでしょうか(これでもレザーによっては頻度が高いと思っています)。
あとはブラッシングやウェスを使った乾拭きに、汚れた箇所を磨くだけの日常的なお手入れです。
このモデルにこのオイルを使わなければいけないというルールはなくどんなオイルにクリームを使ってもある程度受け入れてくれるのもレッドウィングの大らかな魅力。だってRWJのカタログにはあえてケアをしないやシュークリームで磨くレザーにオイルでマットに仕上げるなんてお手入れの仕方が記載してあるんですからね^^
こんな感じで最近の僕のレッドウィング オイル事情。レクソルにラナパー等まだまだ使ってみたいモノもたくさんあります。
どんなオイルを使うか迷われた方はまずは原理原則の純正から。保革オイルでお手入れするレザーにはレザーコンディショナーが使いやすいと思いますよ。
参考 レッドウィング レザーコンディショナー
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