前回の「鏡面磨きにおすすめ!サフィール ビーズワックスポリッシュ 」からサフィールのビーズワックスポリッシュを用いてレッドウィング8160に鏡面磨きをしてみる。
今回は、鏡面磨き(ハイシャイン)から入るので、汚れを落とし、保革が終わっている状態を前提としている。そのため、鏡面磨きのスタートは一通りのお手入れが終わっている状態である。
用いるポリッシュは異なっていますが、内容、手順は「レッドウィング9874を光らせる ポリッシュを使ってのツヤ出し」とほぼ同様になっています。
ハイシャインの手順
使用する物
サフィールのビーズワックスポリッシュ、ウエス、水の3点を使用する。
ウエスを指に巻き、ポリッシュで磨く
まずは、ウエスを包帯状に切り、人差し指や中指に包帯のように巻く。
人差し指一本でもいいし、人差し指と中指を含めた二本に巻いてもいいと思う。
ポイントは、指先の感覚を残す程度の厚さにウエスを巻くこと。
次に、①.ポリッシュ(グロス)を指に巻いたウエスにつけ、これを光らせたい箇所に薄く伸ばす。
薄く伸ばすと書いているが、思ったよりは多めでもいいと思う。
慣れるまではポリッシュの量がよくわからないかもしれないが、ポリッシュを塗った箇所の光沢が鈍くなるようなイメージである。
ウエスを水で濡らし、靴を磨く
そして、②.ポリッシュを塗った指先に水をつけ、ポリッシュを塗った箇所を円を描くように磨く。
水の量は適宜だが、私は指先が湿り気を感じる程度に水をつけている。
これも比較的多めである。
これを数回程繰り返して磨いていると、指先が急に滑らかになる瞬間が訪れる。
すると輝き始めるのである。
指先の感覚を残さないと指先が滑らかになる感覚がわからない。このために、指先の感覚を残すようにウエスを巻くのである。
サフィール ビーズワックス ポリッシュを付けて磨いた後
とても使いやすい
春先になって気温が高くなったせいもあるが、サフィール ビーズワックス ポリッシュはとても使いやすい。
今回初めて使用してみたのだが、つま先だけで10分程と比較的短時間で鏡面磨きをする事が出来た。
特に、プレーントゥモデルにハイシャインはおすすめである。
何と言ってもつま先が磨きやすく、ツヤが出やすい。
ニュートラルのポリッシュ
ニュートラルのポリッシュを使用しているという事も影響するだろうが、KIWIのパレードグロスよりも上品なツヤが出るようにも感じる。
更に、このサフィールのポリッシュ、入手が容易であるという事が嬉しい。
最初はコツが必要、めげずに続ければうまくいく
ハイシャインフィニッシュは最初からうまくいく方もいらっしゃるが、正直ある程度のコツが必要だ。
但し、すごく難しいという事はないから、興味のある方は焦らずじっくりと挑戦してみて欲しい。
サフィール ビーズワックス ポリッシュは、レッドウィングにツヤを出したいという方にも自信を持ってすすめられる一品である。
ニュートラル(無色)を購入しているので、今度は875や9874でも挑戦してみようと思う。
まとめ
今回はサフィール ビーズワックス ポリッシュを用いてレッドウィング8160を鏡面磨き(ハイシャイン)してみました。
ハイシャインの手順とポイントまとめ
- 指先に感覚が残る程度にウエスを包帯のように人差し指ないし中指に巻く
- ①.ポリッシュを薄く伸ばし、②.ウエスに水をつけて擦る(ポリッシュに水を混ぜて磨く事により光るのであって、ポリッシュの量が少なすぎても光らない)、光らなければ、最初はポリッシュを多めにつけて、水を徐々に足していくとうまくいきやすいと思う
- 上記、①.②を数回(1、2回)程繰り返す
ミンクオイルや、レザーコンディショナーとは異なり、慣れると簡単にツヤが出せるハイシャインフィニッシュ。
ハイシャインを行ったら、次回のお手入れ時には、是非クリーナーを用いてポリッシュを落としてからオイルを入れて欲しい。
また、お約束であるが、ポリッシュを用いる際は目立たないところで試してから、自己責任でお願いします。
P.S.3回にわたりハイシャインについて書いたので、今後のハイシャインは結果だけサラッといきます。
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