“育てられるレッドウィング”をスローガンにエイジングレポートを始めているRW-875とRW-9874。そんな今回は購入後早3ヶ月を迎えるオロイジナルのレッドウィング875にお手入れをしてみました。
なお、トラクショントレッドソールの汚れ落としについてはシリーズ化している(シリーズ化したい)ので後日挑戦してみようと思います。
今回使用したお手入れグッズ
875のお手入れには、①.ブラシ(豚毛)、②.ウエス、③.クリーナー、④.レザードレッシングを中心としたメンテナンスグッズを使用していくつもりです。
今回は使用後のお手入れであるため、購入時のメンテナンスに加えて、③.クリーナーと「ダナーエクスプローラーのメンテナンス」で使い勝手の良かったペネトレィトブラシを使用しました。
3ヶ月振りにオイルアップを施す
ブラッシング
まずは、レッドウィングの紐を外し、ブラッシングで全体の汚れをザッと落とします。
シューキーパーを入れた方が革にテンションがかかり、ホコリや汚れを搔き出しやすいと思います。
なお、今回は使用していませんが、歯ブラシや竹ブラシがあれば細かい箇所の汚れ落としに役立ちます。
クリーナーを使い、汚れを落とす
次は、ウエスにクリーナを付けて全体を磨きます。個人的なイメージとしては、汚れと古いオイルを落とすクレンジングのイメージで磨いています。
クリーナーの使用には賛否ありますが、気持ち的にもレザーをさっぱりさせて新たにオイルを入れたいのでオイルアップの際はクリーナーを用いています。
ペネトレィトブラシを用いてのオイルアップ
最近、ダナーエクスプローラーや9874のオイルアップの際にも使用しているペネトレィトブラシ。
何よりも魅力なのは手を汚さず細かい箇所にオイルが塗れること。特にコバ(ウェルト)や全体にまんべんなくオイルを入れる事ができるのが魅力的。
あまりに快適でついついオイルを入れすぎてしまうのが難点なんですよね。
オイルを浸透させるために寝かせる
オイルを塗り終わったら、オイルを浸透させるために半日から1日程度寝かせます。
すぐにオイル等を拭き取ったりツヤ出しをしてしまうと、レザーにオイルを浸透させる事ができないんです。地味ながら”寝かせる”のも大切な工程なんです。
教科書的な目安なので寝かせる時間は”およそ”でいいと思います。
ツヤを出す場合はブラシで磨くorポリッシュ等を使う
今回は特に、ツヤ出しはしないので余分な油分を拭き取り終了します。ツヤを出す方は、豚毛ブラシ等で磨いたり、ポリッシュやグロスを使って磨くとツヤが出ます。
あとがき
875のようにレザーのカラーが濃い色ではない場合の方が汚れは目立ちますが、色の変化を伴うエイジングの過程がより楽しめる思います。オロイジナルの875は、時間とともに、アジ出し、エイジングが楽しめるオススメの一足です。
残念ながら現行の875はオロイジナルからオロレガシーに変更になり、875品番で入手出来るオロイジナルは、現在あるストックのみの模様。それでもレッドウィングの場合、かなりのタマ数があるので焦って購入する必要はないと思いますが購入予定の方は心に留めておいてとよろしいかもしれません。
より鮮やかなオロレガシーの875もエイジングを楽しめる魅力的なカラー。こちらはこちらで好みのカラーなんですよね。しかし、これ以上レッドウィングを増やしても頻繁に履く事が出来ないので、まずはクローンダイクの9874に注力しなくてはいけませんね。
P.Sソールに書いた前回のお手入れ日の記述が消えてしまったので、今回はマジックインキの青で記入しました(14.2.21)
スパム対策のため日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。